【ロイヤルホスト】「美味しい英国」は名前負けしていない!英国料理に魅了

ロイヤルホスト、昔から大好きなんです。

ファミレスとは思えない美味しさで、料理を食べる度にいつも感動します。

 

2日前、仕事から疲れて帰宅しているとき、ふと「あ、ロイホ行こう」と思い、ホームページでメニューを検索。

夏だから、そろそろカレーフェアやってるかも、と期待感膨らませていたところに現れた「美味しい英国」という文字。

正直、「え、カレーフェアじゃないの!イギリス...」と思ってしまいました(イギリスにゆかりのある方ごめんなさい)。

 

世界には、色んな料理があるのに、なんでイギリスなんだと疑問が浮かぶ。

過去に、ロンドンに旅行に行ったことがありますが、イギリス料理のいい思い出はなくて...。

旅の後半はイギリス料理に嫌気がさして、3日連続で日本人の方が経営している豚骨ラーメン屋さんにいきました。

 

その思い出がよぎって、ロイホの「美味しい英国」フェアに疑いの目を向ける私。

けど、あのロイホがつくっている料理なんだから、きっと美味しく作られているにちがいない、という希望もあり、夫と意を決して行ってみることに。

 

近所のロイホに突撃。英国フェアのメニューは、盛り合わせメニューが目を引きます。

お肉もりもりな「英国風ギャザリング・プラッター」(¥3,580)、フィッシュアンドチップスと英国のおつまみの盛り合わせ「英国風PUB小皿」(¥2,580)。

カレーもあって、オマール海老が香る「英国風フィッシャーマンズカレー」(¥2,580)も気になる。

 

そんななか我々が注文したのは、英国風ギャザリング・プラッターとフィッシュアンドチップスの単品(¥980)。

 

フェア限定のイギリスのクラフトビール「BREWDOG PUNK IPA」(¥580)も飲みたかったのですが、この日は売り切れとのことで残念。

 

注文してから15分ほどで、まずはフィッシュアンドチップスが到着。

 

 

イギリスのクラフトビールがなかったので、キリンの生ビールとトロピカルアイスティーで乾杯です。

 

 

お魚を食べて、びっくり。

結構な肉厚。まったく水っぽさがない。

 

前にイギリスに旅行に行った際、ロンドンの有名なフィッシュアンドチップスのお店に行ったのですが、なんだかすごいびちゃびちゃで...。

魚の水分がすごい出てきて、衣もベトベトだった記憶が。

 

 

けど、ロイホのフィッシュアンドチップスは、魚がふわふわで、時間が経っても水っぽさがなくて驚きでした。

 

ソースは、タルタルソースとイギリス産のモルトビネガーです。

タルタルも濃厚でおいしいし、モルトビネガーはすっきりさっぱり食べれる。

 

 

両極端なソースが2つあると、味変が楽しいですね。

 

付け合わせのポテトをつまんでいたら、本日のメインディッシュ、英国風ギャザリング・プラッターの登場です。

 

 

牛肉とチキンが鎮座しており、迫力満点です。

 

まずはアンガスサーロインステーキからパクり。

 

 

ロイホのアンガスサーロインステーキ、やっぱりうまー。

赤みの旨みをしっかりと感じられ、肉質も柔らかい。

焼き加減も、かたすぎずレアすぎず、ちょうどよく文句なし。

お肉の上には、ホースラディッシュみたいなものがちょこんとついています。

普通のアンガスサーロインステーキを注文したときには見たことがなかったので、もしかしたらこのプラッター限定かも。

これがまたお肉をさっぱりおいしくしてくれます。

 

チキンも柔らかくて美味しかったですよ。

カンバーランドチキンという料理でして、ベリーや柑橘類風味の赤ワインソースがカンバーランドソースというみたいです。

グレイビーソースもついてくるので、それに付けてたべると、また味が変わって楽しいです。

 

お肉以外にも、おいしいものがたくさんのっているこのプラッター。

付け合わせも全部箸が進む!

 

 

これはコロネーションチキンというものです。

コロネーションは戴冠式という意味で、1953年のエリザベス二世女王の戴冠式に考案された、カレー風味のチキンとのこと。

カレーのスパイシーさとほのかな甘さが食欲を刺激します。

こんな料理イギリスにあったんだーと驚く私。

イギリスに1週間ぐらいいたのに知らなかったです。あの旅行は一体なんだったんだ。

 

続いて、このパイも絶品でした。

英国風ミートパイで、公式サイトによると、具材は牛肉、ポテト、玉ねぎ、ルタバガ(カブに似た根菜)だそうです。

 

 

パイはサクサクで、具材も程よくこってりしてておいしー!

ミートパイって、肉肉し過ぎて私はあんまり好きではないのですが、これなら何個でも食べられそう。

 

そして、実は一番感動したのはこの豆。

 

 

これは白いんげん豆をトマトで煮込んだものです。

 

欧米って豆を本当によく食べるんですよね。

アメリカにいたときも、よく付け合わせで豆を見かけました。

白い豆とか黒い豆とか色んな種類がありましたが、普段見慣れない食材なので全くひかれず...。

食べても「また豆か...」と特に感動はなかったんですね。

 

けど、この豆は違った。

明らかに今まで食べた豆料理の中で、断然においしかったです。

レシピを知って家で大量生産したいと思ったほど。

コクがしっかりとあって、旨みが溢れてる。

トマトの酸味がいい仕事をしていました。

 

ロイヤルホストの「美味しい英国」フェア。名前通りに、全ての料理が美味しかったです!

私のイギリスへの先入観が間違っていたかもしれない、そう思わせてくれる貴重な体験でした。

 

このフェアは9月下旬までとのこと。

ロイヤルホストにお立ち寄りの際は、ぜひトライしてみてください。